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光ムラの防止について
西日の下で見える“ギラギラ”の正体は?
ギラつきの正体は太陽光による“光ムラ”
- 太陽光は“まっすぐな光”なのでクリア層の下(メタリック部分)に入り込み、反射した光はクリア層で屈折され人の目に届きます。(レンズ効果)
- 高級車で特に塗膜の厚い塗装(“中磨き”等、塗装過程で一旦ツルツルに磨き、塗装面に“滑らかさ”を施した塗装)では、それゆえにレンズ効果が強調されギラつきが目立ちます。
- 純ガラス樹脂(加水分解型)コーティングを施した塗装面も、厚い塗装同様の理屈となります。
- 洗車、研磨、ワックス掛け等で注意を怠り、塗装面に負担を与えると、微細な傷が入り徐々に光が屈折する部分が多くなってレンズ効果が促進されギラギラ感が増していきます。
ギラギラを出来るだけ防ぐには?
硬いタオルで拭かない、こすらない
- 特に大手メーカーのカラーNo.2X2等、ダークカラーでよく発生しています。これは非常にデリケートな塗装ですから決して羊毛ムートン、乾いたファイバークロ ス、スポンジ、ブラシ等でこすらないことです。眼鏡拭き等の素材で作られているマイクロセームで優しく手入れして頂くのがベストです。
- コーティング剤のチョイス、純ガラス樹脂での作業もソフトにデリケートに、必ず屋内で作業することが、プロとしてのセオリーです。(化学的/物理的に)
- A) ガラス樹脂コーティングは油ではないので、光の屈折を誤魔化すことは出来ませんが、硬度が高いために塗装表面を守り、多少の傷であれば入りづらくなります。
- B) 油性のコーティング剤は油の効果で一時的に光ムラを消します※が、数回の雨、洗車で油のツヤは落ち、作業の際に使った硬いクロスや、油性のコーティングを溶かしている溶剤によりダメージを受けた箇所が現れ、ギラギラが余計にひどくなります。(※すりガラスに油を塗ると透明になるのと同じ効果の誤魔化し)
- ⇒ いわゆる泡ムートン洗車等でゴシゴシこすられた塗装面も微細な傷がギラギラを促進します。そもそも本当に優れたコーティングなら水とマイクロセームで簡単にきれいになるはずなので、ゴシゴシこする必要はないのです。
蛍光灯・水銀灯の下で目立つキズとは?
太陽光の下で見えるギラギラとの違い・・・
太陽光
“まっすぐな光”なのでクリア層の下(メタリック部分)に入り込み、反射した光はクリア層で屈折され人の目に届く。
蛍光灯・水銀灯
太陽光と違って乱れた光なので、塗装表面で反射してしまい、クリア層からの反射はない。
- 塗装面のキズ・クラックは技術的に解決できますが、作業工程で“クリア層”への負担は避けられず、“ギラギラ”の促進につながります。
- 塗装面のキズ修復は、単に磨くのではなく、コンパウンドの粒子形状や質の選択など、微妙かつ繊細な作業が必要です。良質のコンパウンド選定および出来るだけデリケートに作業する為にマイクロセームをお勧めします。
- 洗車時、最終拭き上げにマイクロセームをお勧めします。水道水(カルキ分)、雨水(カルシウム分)の残留によるイオンデポジット(水滴痕)を抑制できます。
- “純ガラス樹脂(加水分解型)”コーティングで十分キズ対策になります。
⇒ プレゼンの上手さではなく、『信頼性の高い成分』でお選びください。 - 人間もマッサージを受けるときに優しく施術して欲しい所があるように、塗装も黒等のダークカラー(特に高級車の多層塗膜)に対してはそれなりの慎重さが必要です。
⇒ 現状ではマイクロセーム使用に勝る傷防止策はありません。